8月21日(水)からの3日間、学年ごとに英語子育てお悩み相談会を実施しました。
参加者の皆様には、事前にご質問・お悩みをご提出いただき、相談会当日はそれらにお答えしながら、英語子育てに関する情報をお伝えさせていただきました。
お寄せいただきましたご質問・お悩みの一部をご紹介いたします。
【幼児】語彙力を増やすにはどうしたらいいでしょうか。
日頃のレッスンで学んだ単語を覚えて習得することも大切ですが、英語は生活の中に溢れています。
例えば、毎日使っているコップに英語の文字が書かれていませんか?
電車でお出かけするときには、英語でのアナウンスが流れてきます。
毎日の生活の中で、英語を探すくせをつけてあげてください。
ご自宅では、机に座らなくても、英語に触れられる環境作りも大切です。
「手に取れるところに英語を置く」「目に触れるところに英語を置く」ことで効果が期待できます。
お子様の目に入る場所に興味のある英語の本を置いてみたり、テレビやYouTubeで英語を流しっぱなしにするのも効果的です。
【幼児】子供に英語に興味をもってもらうにはどうしたらいいですか?
お子様の好きなもの・興味があるものとくっつけて英語に触れることをお勧めします。
勉強をするというよりは、本や動画など、楽しみながら英語に触れていただく方法がお勧めです。
例えば、英語の動画を観るにしても、たくさんの種類の動画が配信されています。
「英語学習にお勧めされていたから」という理由で、有名な動画を観ても、お子様が興味を示さなければ、あまり効果が期待できません。
日頃からお子様の興味がある分野の動画を観たほうが、興味も湧き、吸収も早くなります。
是非、「英語を好きになる」方法を探してみてください。
●会話力がいまいち身についていません。このまま継続していけば会話力も育ってくるのか、会話力を鍛えるために何か取組みを強化したほうがいいのでしょうか。【小1~小4】
●しばらくハッチリンクジュニアにお世話になっていますが、思ったことを英語にして先生と会話するレベルには至っておりません。どうしたらいいでしょうか。【小1~小4】
言語教育学では、10歳ごろまでを言語形成期=臨界期と呼んでいます。
臨界期に、ある言語に囲まれて生活すると、その言語を自然と身に付けられると言われています。
そのため、低学年の今が勝負の時期です。
たくさんインプットすることで、情報は蓄積され、アウトプットできるようになった時に助けてくれます。
インプットとアウトプットがマッチングするまでには、もう少し時間がかかるかもしれませんが、今はインプットの時間をたくさん作ってあげてください。
英語の本はたくさん読んでいますが、単語でしか話せず、文章で話すことができません。文章で話すようになるには、どのようにしたらいいでしょうか。【小1~小4】
本を読んでいると、どんなシチュエーションでその言葉が選ばれているのか、
どういうやりとりをしているのか、知らない間に理解できていることがあります。
登場人物の会話を真似するなどして、文章の練習をしてもよろしいかと思います。
何度も読んでいると、自然とその文章が自分の口から出てくることもあります。
どの言語でも、読書をする子は伸びる!と言われています。
諦めずにコツコツと継続されることをお勧めします。
ご参加いただきありがとうございました♪